書いておかなければならないことがあるような気がするけど...
書いておかなければならないことか...
何を?
あるはずだ。無いなんてことは無い。
連絡無精な私だが、それには何となくの訳がある。私はひとりで死んでいきたいと常々思っているのだ。もう何年も前からその準備に入っていて、年賀状を出すのをやめたのは10年以上も前のことだ。それでも未だに幾人かの知人友人から年賀状が届く。返事も出さないのに、と申し訳なく思っているが、その返事が来ることを期待もせずに律儀に年賀状を出し続ける彼らが愛おしくもある。娘からでさえ年賀状は来なくなった。最後に連絡を取ったのは昨年の9月のLINEでだった。誕生日にAmazonカードを送ったことへのお礼のポスト。
私は今とても静かな日々を送っている。仕事は依頼に応じて出かけるが、強い拘束がある仕事ではないので気分は楽なのだ。相方と住んでいるが、彼女もまた人との付き合いが苦手な性質なので誰かがこの部屋を訪ねてくることはない。仕事場での付き合いだけだが、どこかへ泊まりがけで出かけたときは必ずお土産を買っているし、クリスマスには職場の同僚にとクッキーやらの洋菓子をかなりの量買って職場に持って行く。私は一切しないことなので、そんな相方を最低限の人間関係を保つ良識人だなぁと眺めている。私にとっては相方は唯一の人間的な関係者。
娘に捨てられても、友だちに恵まれなくても一向に構わない。私にはこの胸の中にただひとりの竹馬の友がいる。その思い出がたくさんある。その友ともおそらく20年以上会っていない。
なんだろう...私は過去の思い出だけで生きていける生物らしい。竹馬の友、娘、愛した幾人かの女たちからたくさんの数え切れない思い出を貰っている。これからの人生を退屈しないで過ごせるだけの財産がそこにはある。時に悲しみ、時には楽しく想い出し、時には懺悔と共に振り返る過去がこの両肩にずっしりと重くもあり、心地よくもある。
各人の詳細は近いうちに書くこともあるかも知れない。出来ればすべてを書いて置きたい衝動があるが、こんなweb上に書き留めたところでどうなるというのだろう。
思い出の消費は無限だが、この命は有限すぎて淋しくもある。金の尽きたときが私の命の終わりのとき、そのときまでは健康な身体のまま過ごしていたい。
そう健康に。
その健康を保つために私は一切の注射をするつもりがない。子供のころや若いころに何度か注射をしているのは致し方ないだろう。医療によって私は身体を毒され続けてきた、と最近思い至ったわけで、種痘やBCG、痛み止めや麻酔注射を何度か受け入れてきたが、これから先は可能な限り打たないつもりでいる。
あるとき気づいて注射だけでなく薬も極力飲まなくなり今日まで来たが、お陰かどうかしらないが重い病気に罹ったことがない。風邪程度は熱が39度ほどに上がっても、水分とひたすらの睡眠で2日もあれば快癒してきた。10年ほど前にそれこそ10年ぶりに熱を出したことがある。そしてそれから10年、ついひと月前ほど12月初旬に熱を出した。熱が出る一週間ほど前から食欲がなく、どうしたんだろうさすがに歳か、などと思いながらいたら体重が2㌔ほど減っていた。そして熱発。39度。翌日は仕事が休みだったので夕方から次の日は一日中寝ていた。良く日の朝には36度4分まで下がっていたので仕事に行った。仕事から帰ったら37度4分。ぶり返していたがよく日までひたすら水分摂取して眠った。次の朝熱は下がっていた。そのままもう熱が上がることはなかった。水分と睡眠。これだね。
で、昨今はコロナ検査やらインフル検査を受けるひとが多いらしいが、私は検査などしなかった。医療機関に行かないのだから当然に検査をすることもない。寒気がする身体で寒い病院の待合室で小一時間待たされるだろう。行き帰りにも一時間くらいは使うだろう。だったらその時間水分を摂って寝ていたほうがどれだけ身体に利があるだろうかと思う。
長年病院に勤めていた自分がそう思うにはいろいろ訳がある。打ったひとがインフルに罹り、打ったひとが陽性になっている。点滴し続けている人が肺炎になるし、どんどん身体が弱っていく。稀に予防注射を打っていないのに検査結果がコロナ、インフル共に陽性となるひともいるが、そりゃ身体が不調なら様々な毒が排泄され続けているのだから、何かしらが反応して陽性になることもあるだろうさ。陽性だからと言ってその病気とは限らないのは説明書にも記載がある。ようは気にしないこと。そのためには検査を受けないことが大切だ。その時間を家でゆっくり休むことこそが寛容なのだ。
まぁ、医療に騙されないことが大事。そのためには極力病院に行かないこと。行ってもその結果など適当に流し聞きをすること。自分の身体に自分で聞いてみる癖を付けること。自分の身体を日頃から観察することが、やたらに病院に掛からないようにするためには大切なことだ。
薬も治療の保険が使えるから安い。今は3割だが高額になっても国がほとんどを負担してくれる制度もある。ある意味では病院はかかり放題なのだ。だがあくまで保険制度内でのこと。