優しさに触れる
短動画をよく観るのだけど、下に貼り付けた動画を観て、これを感動の押し付けだと言うひともいるかも知れない。カメラマンが撮影しているのだから、現れた男と示し合わせて作画していることに間違いはなく、意図して撮影しているのは確かなこと。
たとえそうであったとしても、私はこの手の動画を観るたびに、涙を禁じ得ないのです。
なぜ私は泣くのだろうかと、いつも考えてしまうが、その本当のところを探り当てることが出来ないでいる。
日本から発信されているこの手の動画を観たことが無い。たとえ出ていたとしてもごく僅かだろうと思う。
ホームレスとは関係はないが、よく日本人は親切で助けてくれる、と言う。しかし、それははっきりと外国人と分かるひとに対してだけで、自国民(日本語を母国語とし、顔立ちも極東顔)に同じように親切にしているかと問われて、ハイと言い切ることが出来るだろうか。
新宿のホームレスたちが寝床にしている西口のガード下や小田急ビルの周辺を仕事で通るが、上記の動画のような光景を見たことがないし、そのような動画を探せたこともない。
ああ、でも一回だけとても微笑ましい光景を見たことがある。若い男女のグループが、おそらく前夜から続いていたのだと思うが、ガード下のホームレス(ひとりだったかふたりだったか?)を囲んで酒やつまみを並べて笑顔で宴会?をしている脇を邪魔しないように通り過ぎ仕事に向かったことがある。それも2021年のコロナ禍の最中のことでその場の誰もマスクなどしておらず、とても印象に残っている。
日本でもホームレスの方々を支援している団体や個人は存在することは知っている。YouTubeのチャンネルに「東京ブルーシート」があるが、支援団体ではなく、ホームレスの方々の人生を紹介するというスタンスだ。
私は何が言いたくてこの文を書いているのだろうか....
今もうひとつ良い短動画を見つけたので
この若い女性ふたりの放つ優しさに涙する
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