04 June

宙空の弦






ときを刻みながら
月を見ているわたしがいる
 
 横切る翳に
  隠れたわたしは
   もう声をかけることはない
 
淋しい月なのか
 淋しいわたしなのか
  もうそんなことはどうでもいい
 
わたしはここにいる
 
 張り詰めた永遠の血の色で奏でられる
宙空の弦