暗闇の音                      
          
                - 
          もうすぐ陽が落ちる 深いギターの音色が街に低く這うように震えているだろう 人生は楽ではないな いつ訪れるか知らない終わりの日を胸に抱え込んで夜をやり過ごす
              
 
 
 知らないだけで、私を取り巻く世界は以前とはまったく違っているのだろう
 もうここは私の知る場所ではなくなっているのかも知れない
 何かじわじわと犯されつつある懐かしい風景と匂い
 滅ぶのだとしても、それが定めなら私は受け入れるだろう
 1000年続く王国など稀なのだから
 
 せめて私の生は寡黙と無名のうちに終わりたい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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