作品ふたつ読了
ある小説家の作品をふたつ読んだ。ひとつは関東の一地方紙の一面いっぱいに掲載されたカタカナ文字の題名を持つ作品。もうひとつは東北地方の短編文学賞を集めた作品集に掲載されているもの。その女性は他にも書かれているようだが、私の手元にはない。
長編は無いようだが、この2作品より長い作品を読んでみたいと思った。ふたつの作品は短編に相応しい物語の締め方だと思う。
私は読むばかりの人間で、あれこれ注文をつける立場にないけれど、長編を書いたらどのような作品が出来るのか楽しみではある。ここで少し圧をかけておくと奮起長編に指先は進むだろうか?
パソコンで書いているのか、原稿用紙に手書きしているのかは分からないけれど、今はキーボードで綴る人が多い気がしている。私はキーボードでしか文章を書かなくなってしまっているが、それは書こうと思う言葉と記述のリズムがピッタリ合う気がしているから。紙に書き落とすのは誤字や脱字によってリズムが崩れ、途中で書く気が削がれてしまうから。紙に書く方が良いという人もいるが、私はそうではない。言われても気にはしない。
さて、ふたつの作品についての読後感想を書くべきページなのだけれど、なかなか進まないね。
それは気乗りがしない、というのではなく、また何かご宣託のように書きたいからでもない。私が感じた心の在りようを素直に表出するにはどのような言葉を選ぶべきなのかを考えてしまうからなのだ。つまり徹底的に褒めたいし、あの感動をどう表現したら分かってもらえるかをこそ心配している。
つまり、充分にこの心は動いたわけで。
とりあえず今日はここまでにしてページをアップしておくことにする。
まぁ、ここは雑記帳なわけで勘弁してもらうね。